栗駒山

 宮城、岩手、秋田の県境に位置する古い火山です。浸食が著しく複雑な地形が特徴です。灌木と草原のたおやかな山稜、豊かな残雪と随所に見られる高層湿原、豊富な高山植物などとともに、全ての登山口、下山口に温泉があるのも特徴の1つで、岩手県側で須川岳と呼ばれているのは、須川温泉の名称に由来するようです。

 1時間ほどもあれば登れるコースから、5時間以上のコースまで10本以上のコースがあります。交通の比較的便利な須川温泉から登頂し、広大なブナの原生林の中を、山深いランプのいで湯、湯浜温泉へ下山するコースが人気コースです。

 旧気仙沼高等学校山岳部では、毎年初夏にこの山を訪れていました。

参考=YAMAKEI ONLINE