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1969年 春の五葉山にて

1948年の学制改革により旧気仙沼中学校が気仙沼高等学校と改称された頃にスタートした山岳同好会が母体と言われ、1957年、高校の正式な部活動として認められました。気仙沼市山岳会の有志や卒業生らの支援を受け、市内黒森山をホームグラウンドとしながら、室根山、五葉山、早池峰山、栗駒山、蔵王連峰での練習、朝日連峰、飯豊連峰、岩手山での夏山合宿を重ねていました。全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の宮城県大会・登山競技部門では10回以上に渡って最優秀校に選ばれるなど、県内外でも広く知られる名門山岳部としての座を確立。1971年のインターハイ徳島県大会では宮城県勢として初の優秀校(金メダル・ベスト6)に輝く快挙を成し遂げました。敎育、行政、産業、エンターテインメント、マスコミその他各界に数多くの有為な人材を輩出し、そのOB会は在籍年次、職業を超えた強い結束を誇ります。現在の気仙沼高校に山岳部は存在せず現役部員はいませんが、旧制中学時代から続く男子校部活OBの結びつきが綿々と今に続く稀有な例となっています。