飯豊連峰

 福島、山形、新潟の3県にまたがる飯豊連峰。主峰は飯豊山(または飯豊本山)です。山頂は花崗岩の露岩に覆われ、一等三角点が置かれています。その東500mには飯豊山神社が祭られ、飯豊山頂小屋が建っています。標高2,105m。

 山頂に祭られる飯豊山神社は、江戸時代から信仰登山の対象として開かれました。夏でも方々に広がる豊富な残雪や多くの高山植物は、飯豊連峰の大きな魅力のひとつです。特に御前坂付近から本山にかけての高山帯には、さまざまな高山植物が咲き、本山からの主稜線は急坂から一転してのびやかな高原状の散歩道に変わります。

 メイン登山コースは4コース。山都口は古くからの登山コースで、途中、三国小屋、切合小屋、それに本山小屋の3軒が整備されています。

 旧気仙沼高等学校山岳部では、2~3年に一度ずつこの連峰で夏山合宿を行っていました。

参考=YAMAKEI ONLINE